2014/8/19~8/21 広島旅行その1

8月18日(月) …… 夜行バス(東京駅→広島駅)

生まれて初めての一人旅は、東京駅鍛冶橋駐車場から始まった。
行き先は広島。
往路の交通手段は夜行バス(片道8,000円)。20:10集合、20:30出発。
広島駅へは翌日の9:20に着く予定。

※夜行バスについては、写真もないし、無駄に長文になってしまったので、「2014/8/19~8/21 広島旅行その2」から読んでもらった方が良いかもです(;´∀`)

バス発着所のある東京駅鍛冶橋駐車場には、集合時間より少し早く着いた。

一旦その場を離れて近くのローソンに行き、おにぎり弁当とねばねばサラダと500mlペットボトルのジャスミンティ(PB商品)を購入。

そして駐車場に戻って少し待つと、黄色い車体のバスが登場。
20:10になりバスに乗車するのだが、座席の分かる番号札を渡されるわけでもなく、口頭で座席番号を伝えられた。
私は瞬間的に記憶する能力が極端に欠如しているため、こういうのは本当に困る。
乗務員に座席番号を「4D」と伝えられ、記憶が続くか不安になりながら乗車した。一番乗りではないものの、二人目である。だからどうということもないが。

車内は窓全面が黒いカーテンに覆われており、照明もあまり強くないため薄暗い。
運転席に近い4Dの席を見つけて、置いてある茶色い膝掛けをどかして座る。
……あれ? 本当に4Dで良かったっけ?
案の定、記憶がおぼろになって不安になった私は、確認のため外にいる乗務員に聞きに行く。
外に出ようとしたところ、ちょうど乗務員が乗ってきて、少し焦った感じで運転席に来た。
その際、ダッシュボードに座席番号の書かれている名簿が置かれたので、反射的にのぞき見ようとして乗務員に睨まれた。まあそりゃそうだ。個人情報保護の観点からして乗務員の反応はもちろん正しい。
とはいえ、そんな虫けらを見るような目をしなくても良いではないか……。
まだ出発もしていないのに、早速凹んで席に着く私だった(結局4Dで正しかった)。

座席の広さは、観光バスのそれと同様か少し狭く感じられた。
背もたれは既に深めに倒されているのでそのまま。
大きめのキャリー付きバッグは預けてきたので、ワンショルダーのバッグを足下に置き、ローソンで買ってきた物を広げようと前の座席のテーブルを出そうとしたら……あれ? テーブルないんだけど……。
これはちょっとした衝撃だった。目の前に物を置けないバスは初めて見た。
低いテンションがさらに下がり、交通手段をバスにしたことを激しく後悔した。

この日は途中の停留所で満員になる予定らしいので、隣に人が座る前に食事を終わらせた。ねばねばサラダが非常に食べづらかった。食った気がしないぜ……。
20:30になり、定時通りに出発した。新宿と横浜でそれぞれ追加の客を乗せるらしい。

過去に夜行電車に乗ったことはあったが、夜行バスはこれが初めてである。
道程の大部分を寝て過ごすだろうことは想定していたが、考えてみれば20時発の翌9時着ということは、13時間近くも車内に閉じ込められるのである。
最初から最後まで寝ているというわけにはいかないので、暇を潰すために10インチタブレット(Windows8.1)を持参。もちろん、ネット用のPocket Wi-Fiもある。
しかし、揺れる車内でタブレットの文字を見ていたら……酔うわこれorz
仕方ないので、滞在先ででも観ようと思って持ってきていた動画を観てみる。よし。これならまだましだ。
しばらく動画を観ていたところ、確か22時頃だったか、照明が消されて真っ暗になった。
そんな中でタブレットを明々とさせているわけにもいかないので、やむなく動画鑑賞終了。
まずい……これで何も暇つぶしができなくなった。
少し早いが、寝ることにして目を瞑った。

さて、地獄はここからである。しんどいのは大体以下の通り。
・背もたれの傾斜が足りず、首が痛い。とにかくこれが一番辛い。
・暗くはあるが、むしろそのせいで、トンネルに入った時に連続フラッシュを喰らって目が覚める。
・およそ2時間おきにサービスエリアに停まるため、ようやく寝入った頃に起こされる。
・サービスエリアに入る度に、出発後しばらく後ろに座った外国人乗客数人が喋り続ける。大声というわけでもないが、睡眠を妨害するには充分である。
→これはカナル型イヤホンで音楽を聴くことにより解決。

まともに寝られないという以外に問題は起こらなかったが、首が痛いのはこれからの旅に影響するのではないかと、かなり不安になった。

「2014/8/19~8/21 広島旅行その2」へ続く。

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